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Japanese Tea

竹俣 勇壱 Yuichi Takemata
金沢にアトリエを構え、オーダージュエリーとカトラリーなどの道具を手掛ける竹俣さん。ステンレスの板を叩いて鍛え、焼きを入れて作ったオリジナルのカトラリーと、デザイナーの猿山修さん、新潟県燕市の田三金属と組んで製作するryoシリーズ。どちらもアンティークのような存在感で、鈍い光沢を纏った金属の質感が美しい。

赤木 明登 AKito Akagi
ぼくの個別的な「好み」を何処までも追いかけるということは、ぼくの内なる自然と、素材という自然を重ね合わせることである。そういう個別性と個別性が出会ったときに、形は、色は、生まれる。そして、その刹那に、自然の向こう側にある何か大きなものとの接続を感じる。そこが「美しいもの」が生まれる場所である。
「二十一世紀民藝」赤木明登 著 より

吉川 和人 Kazuto Yoshikawa
「滑らかな肌の様な質感、同じものがひとつとない模様、香り、密度と重さ。木はかつて生き物だった素材のみが持つ、やわらかな命の気配を纏っています。その魅力を引き出しながら、生活に楽しみと潤いをもたらせるものを作っていきたいと思っています。」

Helga Ritsch
ヘルガリッチさんはスイスの陶芸家で、端正なフォルムと繊細な表情、縁や高台に小さな穴を開けて糸を結んだ装飾が特徴的です。作品に糸を結ぶ理由について彼女は、自身の作であるというサインのようなもの、また、ひとつひとつに異なる個性を与えるところも気に入っていると答えていますが、そこに彼女の精神性と作品への愛情が感じられます。

森本 仁 Hitoshi Morimoto
備前の土を使用し、白く焼成した白花(しらはな)のシリーズや、釉薬の色合いが美しい灰釉と黄瀬戸のシリーズなど、品格と軽やかさを感じる作風です。

高澤ろうそく Takazawa Candle
1892年(明治25年)石川県七尾市にて創業。蝋から芯まですべて植物材料を用い、ひとつひとつ職人の手で作られています。